2026年9月1日から、クインクエの「Autumn Internship 2026」が4名体制で本格的にスタートします。
今回のインターンシップでは、クインクエが開発する倉庫受付システム「ラピロジ」の追加開発に取り組みます。クインクエへの入社が決まっている2名がPL(プロジェクトリーダー)を務め、2名のエンジニアがPG(開発エンジニア)として開発を担当します。
8月はPLの2名が先行してスタートし、9月からの開発に向けた準備を進めてきました。入社予定メンバーとPGの2名がチームを組み、実際のプロダクト開発に挑みます。
プログラム概要

| 項目 | 内容 |
| 期間 | 2026年8月1日から9月30日まで |
| 8月 | 準備期間(PL2名で先行スタート) |
| 9月 | PL2名・PG2名の4名体制で開発 |
| 内容 | 倉庫受付システム「ラピロジ」の追加開発 |
| 参加者 | 4名(PL2名・PG2名) |
ラピロジとはどのようなシステムか

ラピロジは、クインクエが開発・提供する倉庫受付システムです。倉庫に到着したドライバーは、タブレット端末で受付を行います。受付状況や待ち時間は画面で一目で確認でき、順番が来たドライバーは自動音声電話などで呼び出されます。受付データは記録されるため、待ち時間の集計など業務改善にも活用できます。
今回のインターンシップでは、このラピロジの追加開発を担当します。
参加メンバー紹介
PL|Kajal Gupta さん
IIITDM Jabalpur(インド情報技術設計製造大学ジャバルプル校)で電子通信工学を専攻。データ構造・アルゴリズムを基盤に、フロントエンドからバックエンドまで幅広いWeb開発スキルを有しています。
ReactやNode.jsを用いたプロダクト開発に加え、LLMを活用したWeb生成ツールやC++による検索エンジンの開発経験を持ちます。400問以上のアルゴリズム問題を解くなど継続的に研鑽を重ね、Amazon ML Summer Schoolにも選出されました。
2025年「India Japan Talent Bridge事業」のインターンシップでは、139名の応募者の中からただ一人選出されました。クインクエの「TechJapanサマーインターンシップ2026」にもオブザーバーとして参加しています。2026年10月にクインクエへ入社予定です。
PL|Shruti Chand Chachra さん
インド・デリー大学 Shivaji College のBBA(経営学士)課程で経営学を専攻。経営の知識に加えて、Webアプリ開発とデータ分析のスキルを持っています。React、Next.js、TypeScript、Node.js、Express、MongoDBを用いたWebアプリ開発に加え、Python、SQL、Power BIを活用したデータ分析にも取り組んでいます。
代表的なプロジェクトは、日本式の家計管理をテーマにしたフルスタックWebアプリ「Digital Kakeibo」です。本番環境へのデプロイまで行っています。また「Rimo Competitive Intelligence Dashboard」では、8つのAIミーティングツールに関する1,298件のユーザーレビューを収集・分析し、日本のAI文字起こし市場を可視化しました。
クインクエの「TechJapanサマーインターンシップ2026」にも特別参加メンバーとして参加しています。2027年5月にクインクエへ入社予定です。
PG|Gati Varshney さん
JSS Academy of Technical Education(ノイダ校)で、B.Tech(工学士)課程のComputer Science and Engineering(Data Science)を専攻する学生エンジニア。2027年7月に卒業予定です。React、Next.js、Node.jsを用いたWeb開発に加え、Google Gemini APIを活用したAIアプリケーション開発にも取り組んでいます。
オープンソース活動では、プリンター関連のオープンソースプロジェクト「OpenPrinting」で13件のプルリクエストがマージされています。Webサイトの200件以上の記事をNext.jsへ移行するスクリプトの開発や、ページ制作を担当しました。「Winter of Code 5.0」では、2,800名以上の参加者の中から上位20名に入っています。
2026年5月からは、「Google Summer of Code 2026」にThe Linux Foundationのコントリビューターとして参加。OpenPrintingのプリンターデータベース(6,657機種)をもとに、互換性のあるプリンターを推薦する機械学習の仕組みと、その画面の開発に取り組んでいます。
PG|Arpita Pathak さん
IIITDM Jabalpur(インド情報技術設計製造大学ジャバルプル校)のB.Tech(工学士)課程でComputer Science and Engineeringを専攻し、2026年5月に卒業しました。React、Next.js、Node.jsを用いたWeb開発に加え、PyTorchやHugging Faceを用いた機械学習にも取り組んでいます。
在学中の2024年には、同校のソフトウェア開発者として、学生向けの奨学金ダッシュボードを開発しました。対象となる奨学金や申請状況、承認結果を確認できる画面を実装し、手作業での確認作業を約40%減らしています。
個人プロジェクトでは、交通標識を認識するAIモデルを開発しました。Vision Transformer(ViT)とCNNの2つのモデルを比較し、予測の傾向の変化(ドリフト)を監視して、基準を超えると自動で再学習する仕組みまで構築しています。「Walmart CodeHers 2026」ではインド全国で上位100名に選ばれ、500問以上のアルゴリズム問題にも取り組んできました。
このプログラムが目指すもの

今回のインターンシップでは、PLとPGがそれぞれの役割で、ひとつのプロダクトの開発に取り組みます。
PLの2名は、入社前からチームを率いる立場で、クインクエの開発に関わります。開発の進め方を考え、PGの2名と連携しながら、プロジェクトを前に進めます。
PGの2名は、PLのもとで、実際に稼働しているシステムの開発を担当します。学習用の課題ではなく、利用されているプロダクトに機能を追加する実務です。
役割を分けたチームで開発することで、一人で作るだけでは得られない経験を積めます。役割ごとの責任の持ち方や、メンバー同士の連携の取り方は、実際の開発現場で欠かせないものです。
クインクエがこの取り組みに込める想い
クインクエは、神戸を拠点にWebアプリ・スマホアプリの開発を手がけています。
PLを務めるKajalさんとShrutiさんは、夏の「TechJapanサマーインターンシップ2026」にも参加したメンバーです。夏は参加者としてチームに加わり、今回は入社予定メンバーとしてチームを率います。同じ会社の開発に、立場を変えて関わる形です。
クインクエは、インターンシップを一度きりの体験で終わらせず、入社後の仕事へとつなげていきたいと考えています。今回の体制は、その考えを形にしたものです。
実際のプロダクト開発に、チームで挑戦したい学生エンジニアの方に向けて、クインクエは今後もインターンシップの取り組みを発信していきます。進捗や成果は、当サイトのコラムでも随時お伝えする予定です。
夏のインターンシップの様子は、こちらの記事で紹介しています。





