
この記事でわかるのは、Web制作会社が技術(コーディングやサーバー設定)をどう外注で任せているか、その実態です。デザインや制作はできても、技術要件が絡む工程でつまずく制作会社は少なくありません。本記事では、神戸の技術パートナー・クインクエが実際に支援する3社の事例から、技術外注の任せ方と相手選びの基準を具体的に解説します。
なぜ今、Web制作会社は技術を外注するのか
制作会社が技術を外注する最大の理由は、エンジニア不足です。デザインやコーディングの一部は社内でこなせても、サーバー設定やセキュリティ対策が絡むと、対応できる人材が足りずに案件が止まってしまいます。
背景には、IT人材不足の深刻化があります。経済産業省の試算(IT人材需給に関する調査)では、2030年に最大で約79万人のIT人材が不足するとされています。制作会社が専任エンジニアを採用しようとしても、採用コストは高く、しかも案件量には波があります。常時フル稼働の仕事があるとは限らない以上、「採用」より「必要なときに任せられる外注先」を持つほうが現実的、という判断に至る会社が増えています。
技術外注で任せられる範囲|コーディングからサーバー・セキュリティまで
制作会社が外注する技術領域は、HTML・CSS・PHPによるコーディングを土台に、サーバー設定やセキュリティ対策まで広がります。今回紹介する3社も、この一連の工程をまとめてクインクエに任せています。
3社に共通するのは「コーディング(HTML/CSS/PHP)+サーバー設定+WAF(セキュリティ対策)」です。これに加えてB-and-Aとグッドラフは、WordPressのインストールやアナリティクスの設定まで外注しています。いずれも、自社の主戦場(翻訳・マーケティング・集客)に集中するために、HP公開まわりの技術工程を切り出している点が共通します。ここからは3社それぞれの事業内容と、任せている技術内容を見ていきます。
事例① SIJIHIVE|多言語翻訳会社の制作技術をまるごと支援

1社目は、東京・新宿を拠点とする多言語クリエイティブ翻訳会社のSIJIHIVE(スージーハイブ)です。同社はHP制作時のサーバー設定・コーディング・デザイン・WAF(セキュリティ対策)を外注しています。
SIJIHIVEは「翻訳しない翻訳会社」を掲げ、日本語・中国語・英語の3言語を中心に、マーケティング翻訳やトランスクリエーション(クリエイティブ翻訳)、SEOライティング、SNS運用まで手がける専門チームです。読み手の心に刺さる表現づくりが強みである一方、Webサイトを公開する際のサーバー設定やコーディング、セキュリティ対策は専門外になります。クインクエはコーディング(HTML/CSS/PHP)からサーバー設定、デザイン、WAFによるセキュリティ対策までを引き受け、同社が翻訳・クリエイティブという本来の価値づくりに集中できる体制を支えています。
HP:https://www.thesijihive.com/
事例② 株式会社B-and-A|地方マーケティング会社のWeb公開を技術面で支援
2社目は、愛媛・松山を拠点とする地方特化型マーケティング会社、株式会社B-and-Aです。HP制作時のコーディングに加え、サーバー設定からセキュリティ対策まで5つの工程を外注しています。
B-and-Aは「故郷創生」をビジョンに掲げる創業4年目のベンチャーで、SNSマーケティング、コーポレートブランディング、人材育成、Web制作までを担います。宇和島市や大洲市、観光庁関連のプロモーションなど、行政との協働実績も持つ点が特徴です。企画・マーケティングに強みを置く同社にとって、Web制作の実装から公開・計測の準備までは外部に任せたい領域でした。クインクエが任されているのは、次の5つの工程です。
- コーディング(HTML/CSS/PHP)
- サーバー設定
- WordPressインストール
- アナリティクス設定
- WAF(セキュリティ対策)
これらをまとめて任せることで、B-and-Aは提案や運用に注力できる進め方を実現しています。
事例③ 株式会社グッドラフ|神戸のWeb制作会社の実装・公開を支援
3社目は、神戸でHP制作とWeb集客を手がける株式会社グッドラフです。同社もコーディングに加え、サーバー設定からセキュリティ対策まで5つの工程を外注しています。
グッドラフは、SEO・MEO・AIO・広告運用・DX支援・サイネージ・ECまでをワンストップで提供するWebパートナーです。製造業の阪神機器や神戸市内の中古車検索サイトなど、公開されている制作実績は8件以上にのぼり、企業サイトの制作期間は1.5〜3ヶ月を目安としています。集客と運用を主戦場とする同社が、実装スピードと品質を保ったまま案件を回すために任せているのが、次の5つの工程です。
- コーディング(HTML/CSS/PHP)
- サーバー設定
- WordPressインストール
- アナリティクス設定
- WAF(セキュリティ対策)
同じ神戸という地域で連携できる点も、スムーズな進行につながっています。
3社に共通する「技術外注で失敗しないコツ」

3社に共通するのは、技術を外注しても自社の実績やクライアントとの関係は手元に残る形を選んでいる点です。単発の作業切り出しではなく、継続して相談できる固定パートナーを持つことが、失敗を避ける近道になります。
技術外注でよくある失敗は、トラブル時の責任の所在が曖昧になること、そして案件ごとに外注先を探して毎回ゼロから説明する非効率です。とくにWAF(セキュリティ)やサーバー設定は、トラブルが起きると「サイトが見えない」「情報が漏れる」といった致命的な影響につながりかねません。固定の技術パートナーがいれば、「この案件は受けて大丈夫か」「どこにリスクがあるか」を受注前の判断段階から相談できます。神戸・三宮を拠点とするクインクエも、作業を切り出すだけでなく、責任を分担できるチームとして関わる形を取っています。
よくある質問(FAQ)
まとめ|技術外注は「任せて大丈夫な相手」で選ぶ

ここまで3社の事例と、技術外注でよくある疑問を見てきました。技術外注の成否は、対応できる範囲の広さよりも「任せて大丈夫な相手か」で決まります。3社の事例が示すのは、技術を委ねながらも自社の価値を守れるパートナー選びの大切さです。
クインクエは、神戸を拠点に制作会社の技術面を引き受けるパートナーとして、コーディング(HTML/CSS/PHP)やサーバー設定、WAFによるセキュリティ対策はもちろん、その先のAPI連携・インフラ設計まで対応しています。技術要件でつまずきそうな案件があれば、まずは受注前の相談だけでもかまいません。
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