41歳までサラリーマンをしていた。16年間のサラリーマン人生で出会った社長の話。
名古屋の某IT企業の社長
関西拠点の飲み会に来て、中日と阪神で仲良くやろうみたいな、たいして上手くもない例え話ばかりしていた。営業上がりの社長でITの事がよくわかっていなかったんだろうと思う。
エンジニアを人として見ていないというか、派遣やSESで使いつぶし、ある程度年齢がいったら役職を付け、残業代を出さなかった。とにかくエンジニアに嫌われていた。
飲み会の最後に全員に拳を突き上げさせ、「エイ、エイ、オー!」とやり始めた時には「こんな社長の下で働きたくない」と退職を決意した。
リフォームベンチャーの社長
ゴルフ好きで幹部3人にもゴルフを始めさせた。ある平日に4人でコースを回った。コース代は各自で払った。終業時間まで数時間あったので、事務所に寄ると、社長から「有給使っといたから」と言われた。
給湯器が壊れる冬になると、改修してきた古い給湯器を鉄くず屋に売り、着服していた。友達がおらず、部下とのゴルフ代に経費を使わず、勝手に部下の有休を使う。会社で食事と言うと安いチェーンのお好み焼だった。給湯器売って着服した金で。
私を皮切りに、工事の職人さんがどんどん辞めていき、しばらくすると別のリフォーム会社に看板が変わっていた。
ECワイン会社の社長
社長と私を含む3名の正社員、パートの女性で数億円を打ち上げていた。2年目に「給料上がるだろ」と思ったら据え置きだった。社長が役員報酬100万円、姿を見たこともない社長の奥さんが役員報酬100万円。目を疑った。
システム改修が必要だと報告しているのに、六麓荘に家を建て、ポルシェを乗り回していた。
奥さんの母親が資産家らしく、なにかと金の無心をしていた。奥さんの母親の事を「金の成る木」と呼んでいた。
部長が退職し、私も退職し、程なく資金がショートして倒産。
とたんにネット上に社長の犯罪歴や逮捕歴が出てきた。会社の金でマーケ会社に逆SEOを依頼し続けていたらしい。
数年後、思い出して検索してみるとYouTubeを使った投資詐欺で炎上していた。にぎやかな人。

まとめ
現在こうして慎ましやかに会社の社長をしているのも彼らのおかげかもしれない。あと、頭が良かったおかげか。上の3人はバカだから。
「上に交わりて諂わず、下に交わりて驕らず」
多分3人は読めもしないし、意味も分からない。



